それぞれの決断をして治療を受けた4人の皆さんが   取り戻した明るい日常。

奥様との旅行を楽しんでいた山岡さん。ほとんどの都道府県を旅行した檀上さん。一人で映画や芸術鑑賞に出かけていた小林さん。若いころから心臓病に苦しめられた岩田さん。それぞれのきっかけから、京都大学医学部附属病院を受診し、大動脈弁狭窄症と診断され、そして2014年にTAVI(経カテーテル大動脈弁治療)を受けました。その治療を終えて、明るい日常を取り戻した皆さんに、TAVIを受ける決断をしたときのお気持ちや、普段の生活が治療の前後でどのように変わったのか、先生も交えてお話をうかがいました。(インタビュー実施:2015年1月)

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生き生きとしていた日常

皆さんが大動脈弁狭窄症の診断を受けられる前の暮らしでは、どのような楽しみがありましたか?

山岡さん 私は妻と旅行することが好きなんです。伊東などは良かったですね。

山岡さんの奥様 カナダなどの外国にも一緒に行きました。夫は高齢ですが活動的で、普段も車で買い物に連れて行ってくれるんです。

小林さん 私は一人で行動するのが好きで、週に2~3回デパートとか、映画、コンサートなどに行っておりました。

壇上さん私も旅行ですね。ほとんど日本中を歩いています。

岩田さん あまり体が丈夫なほうではなかったので、普段は家にいることがほとんどですが、ときどき娘と温泉に行くのは楽しみでした。

ためらいから決意へ

皆さんは、TAVIで大動脈弁狭窄症を治療すると説明されて、どのような印象をもちましたか?

山岡さん かかっていた循環器内科クリニックで大動脈弁狭窄症と診断され「このままでは2年もたない」と言われていました。昨年の7月24日、レントゲンを撮ったら肺が真っ白(*1)でした。「これはすぐ入院したほうがいい」ということで、救急車でこちらの病院に運ばれました。TAVIの話を聞いても「それを受けたところで、あと何年生きられるんだろう」という思いで、最初は前向きな気持ちではありませんでした。でも、ていねいに説明していただき、だんだんやる気が出てきました。

小林さん 一人で出歩くのが好きで、どこも悪いところはないと自分では思っていました。ところが昨年の7月ころ、ちょっと歩いただけで息が切れるのに 気づいて、かかりつけ医で検査してもらったら、「状態はかなり悪い」と言われ、こちらの病院を紹介されました。TAVIのことを聞いても、もう気落ちしてしまい「嫌です」と言いました。でも先生にわかりやすく説明され、「歩いてこの病院まで来たのだから、また歩いて帰れるようになりましょう」と言っていただいたので、元気が出て治療を受ける気になりました。

 

*1 心臓の働きが悪いため、肺の毛細血管内の圧力が高くなり、水分が肺の中に漏れ出す「肺水腫」が起きて呼吸困難になることがある。この場合、レントゲンでは肺に白い影として映る。

ここに掲載された情報は、あくまで一般的な解釈に基づき疾病・治療法情報を提供する目的で作成されたものであり、 特定の手技等を推進するものではありません。個々の患者さんの診断および治療方法については、必ず医師とご相談ください。

登場者プロフィール

  • 患者さん

    山岡 四郎さん
    (86歳)

  • 患者さん

    檀上 一恵さん
    (86歳)

  • 患者さん

    小林 百合子さん
    (89歳)

  • 患者さん

    岩田 ミサオさん
    (83歳)

  • 監修

    南方 謙二先生
    京都大学医学部附属病院
    心臓血管外科
    講師・病棟医長

    1994年 京都大学卒業
    京都大学(医学部附属)病院
    2001年 米国メイヨークリニック
    2010年 米国ピッツバーグ大学
    2011年 京都大学
    現在に至る

  • 監修

    齋藤 成達先生
    京都大学医学部附属病院
    循環器内科
    助教・外来副医長
    1998年 京都大学卒業
    1999年 小倉記念病院
    2007年 京都大学医学部大学院
    医学研究科卒業
    2008年 永井病院
    2011年 京都大学医学部附属病院
    現在に至る

その他のストーリー

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