80代の皆さんが、新たな一歩を             力強く踏み出しました。

それまでの苦痛や心配から解放、農作業、散歩やカラオケを再開。

_8NF2619_8NF2621TAVIを受ける決意をするまで

皆さんは80代というご年齢ですが、TAVIで大動脈弁狭窄症を治療すると説明されたときに、不安や心配などはありました

中村さん 新しい治療法があって、胸を切り開かなくても治せるから、年寄りでも負担が少ないと聞いて、安心しました。

加藤さん 高齢になって、そこまでしなくても、という気もありましたけれど、家族から治療してほしいと言われましたので、その気になってきました。今までは、始終発作が起こって、薬を飲めば楽になるのですが、薬を置いた場所を忘れたりすると、本当に苦しくて…。そういうこともあって、TAVIを受ける気持ちになりました。

鈴木さん 私はいろいろな病気を抱えていたので、生きて帰れるかどうか、と思っていました。

鈴木さんの息子さん 先生には充分な自信がおありだったと思いますが、私達の気持ちは、実は「イチかバチか」みたいな感じでした。心筋梗塞と心臓弁膜症の両方を持っていますから。弁膜症の治療をカテーテルでできたというのが大きくて、助かったんだと思っています。

戸田さん 私は一人で暮らしていますので、家族に甘えて相談することができません。ですからTAVIを受けることを自分で考えて決めました。こちらのハートセンターにお世話になって感じたことは、先生もそうですが、病院のスタッフがみんな優しいんです。通院している間は苦しいときもあったのですが、その優しさが救いになる。本当にありがたいと思いました。

 

TAVIを受けた後の生活

TAVIをお受けになった後は、毎日の生活はどのように変わりましたか?

中村さん 僕がTAVIを受けたのは、3ヵ月前の7月でした。脚の付け根からカテーテルを入れた*1ので、そこだけ穴が開いたわけですが、3日も経てばもう何ともない。本当に心配ないし楽だなと思いました。手術の間は全身麻酔なので、知らないうちに終わってしまうし。

女房のほうが、よほど心配していましたよ。以前から習慣として、朝晩30分ぐらいは歩いていて、治療前はすぐ疲れたのですが、今は快調です。そして仲間とカラオケに行って演歌を歌うときも、思い切り息を吸える。以前は息がつかえたようになっていたのが、今は力いっぱい吸っても平気です。

加藤さん 私は6月17日にTAVIを受けました。もう3ヵ月以上経っていますから、農作業もぼちぼち始めています。昨日も稲刈りで、刈った稲を集める作業をしました。久しぶりのことで、夜には疲れて首や肩に湿布薬を貼ったりしましたけれど、胸が苦しくなることはありませんでした。

加藤さんの娘さん 前は、いつ苦しい発作が起きるかとヒヤヒヤしていましたが、TAVIを受けた後は元気になって本当に良かったです。

戸田さん 私は5月にTAVIを受けました。最初、カテーテルを脚から入れるのは無理で、胸から入れる*2と聞いたときは怖かったのですが、小さい気持ちを大きくして、覚悟を決めました。今では全快して、体そのものは若いころとは違いますけど、病気の心配からは解放されました。_8NF2583_8NF2627

鈴木さん 私がTAVIを受けたのは6月3日です。もう、とても良くなりました。カテーテルを入れた脚の付け根の痛みも最初だけで、すぐ消えましたし、調子の悪いところは全然ありません。

山本先生 鈴木さんは、最初から開胸手術よりも、カテーテルでの治療を希望されていましたね。

鈴木さん 心臓の手術となると、私の世代では「大手術」という感じになって、どうしても二の足を踏んでしまうのです。

山本先生 カテーテルだから手術より常に安全ということではありません。治療方針は外科の先生も交えたハートチーム*3 で決めるのですが、そのときは一人ひとりの患者さんに対して、TAVIをやるかどうかについて、すごく真剣な議論をします。

 

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*1 中村さん、鈴木さん、加藤さんはカテーテルを太ももの付け根の血管から挿入するTF(経大腿アプローチ)によるTAVIを受けました。

*2 戸田さんは、カテーテルを胸から心臓の先端を経由して挿入するTA(経心尖アプローチ)によるTAVIを受けました。

*3 TAVIは、カテーテル治療専門医(主に循環器内科医)、心臓血管外科医、麻酔科医、心エコー医および看護師、理学療法士、放射線技師、臨床工学技士などのコメディカルが各専門分野のノウハウを結集し、一人ひとりの患者さんにとって最適な治療法を検討、選択することによってはじめて可能となる。この専門家集団を「ハートチーム」と呼ぶ。

 

ここに掲載された情報は、あくまで一般的な解釈に基づき疾病・治療法情報を提供する目的で作成されたものであり、 特定の手技等を推進するものではありません。個々の患者さんの診断および治療方法については、必ず医師とご相談ください。

登場者プロフィール

  • 患者さん

    加藤 じつさん(84歳)

  • 患者さん

    鈴木 孝一さん(83歳)

  • 患者さん

    戸田 志もえさん(87歳)

  • 患者さん

    中村 昭七さん(82歳)

  • 監修

    医療法人 澄心会
    豊橋ハートセンター
    循環器内科
    山本 真功先生

    2003年 日本医科大学卒業
    日本医科大学千葉北総病院
    2011年 パリ12大学付属
    アンリーモンドール病院
    2012年 日本医科大学
                 
    千葉北総病院
    2013年 豊橋ハートセンター
                            現在に至る

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