用語解説集

▼あ行

右心室(うしんしつ)
心臓の4つの部屋のうち右側下部に位置。右心房から入ってきた血液を収縮によって肺に送り出します。
右心房(うしんぼう)
心臓の4つの部屋のうち右側上部に位置。全身から戻ってきた血液を右心室に送ります。

▼か行

感染性心内膜炎(かんせんせいしんないまくえん)
細菌や真菌(カビ)が血液中に入り、心内膜(心臓の内側をおおう膜のこと)に感染することによって炎症が起きることです。細菌は増殖すると、いぼ状の塊(疣贅/ゆうぜい)を形成します。心臓弁に疣贅ができると、弁やその周辺組織が破壊され、弁膜症の原因になることもあります。
QOL(キューオーエル)
Quality of Life の略。「生活の質」と訳されています。もともとは社会学の分野で使用されてきた言葉ですが、医療や健康分野では、その人の生きがいや人生に対する満足感なども含まれています。
狭窄(きょうさく)
癒着により弁の開口部が狭くなっていることです。
強心剤(きょうしんざい)
心臓の収縮力を強める薬です
狭心症(きょうしんしょう)
冠状動脈の血管壁にコレステロールなどが付着すると、血管内腔が狭くなり十分に血液が供給できない状態になります。その結果、心臓の筋肉への血のめぐりが悪くなり、心筋が酸素不足に陥り胸に激しい痛みが生じます。
血管拡張剤(けっかんかくちょうざい)
狭くなった血管を広げて、心臓の負担を軽くする薬です
血栓(けっせん)
血管や心臓内に作られる血の塊で、活性酸素などにより傷つけられた血管が修復されるためにできるものですが、コレステロールや脂肪値の高いドロドロ血液の場合だと、本来の役割を果たした後も溶けずに残り、肥大化して血管が詰まりやすくなってしまいます。この血栓が人工弁の周りに形成されて移動し、心臓の血管をふさぐと心筋梗塞、脳の血管をふさぐと脳梗塞がおきます。
高額医療費(制度)(こうがくいりょうひ)
病院等に1ヵ月に支払った自己負担額が一定額を超えたとき、請求すれば超過分の払い戻しができる制度です。
抗凝固薬/抗血小板薬(こうぎょうこやく・こうけっしょうばんやく)
血栓を作らせないために服用する薬。服用に際しては、その作用が増強されたり、減弱させる薬や食品との併用に気をつける必要があります。

▼さ行

左心室(さしんしつ)
心臓の4つの部屋のうち左側下部に位置。左心房から入ってきた血液を収縮によって全身に送り出します。
左心房(さしんぼう)
心臓の4つの部屋のうち左側上部に位置。肺で酸素を取り込んだ血液を左心室に送ります。
三尖弁(さんせんべん)
右心房と右心室の間にある弁で、右心房から右心室への血液の流れを制御しています。
失神(しっしん)
心臓弁の障害などの原因により心拍出量(=心臓から拍出される血液の量)が減ることによって、脳に行き渡る血液が減少し、一過性に突然意識を失うこと。
心筋梗塞(しんきんこうそく)
心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈が詰まったり、急速に細くなったりして、心臓の筋肉細胞が死んでしまい(壊死して)機能が低下することです。
心雑音(しんざつおん)
心臓を聴診したときに、規則正しいリズムを刻む心音以外に聞こえる雑音のことです。
心室細動(しんしつさいどう)
不整脈の中でも致死性の高い不整脈です。心筋がばらばらに収縮、弛緩してしまい、心室全体が収縮しない状態になってしまうので、心臓が血液を送り出すポンプの役割を果たすことができなくなります。この状態が数分間続くと、血液が循環しなくなり死に到ります。発症後は、速やかに心肺蘇生処置が必要になります。
心臓の代償機能(しんぞうのだいしょうきのう)
代償機能とは、ひとつの機能が低下しても、他の機能がそれを補おうとする力のことを言います。弁膜症の場合、弁の異常によって心臓の送血機能が低下しても、心筋が厚くなる、拡大するなどして拍出量を補おうとすることを指します。
心臓超音波検査(しんぞうちょうおんぱけんさ)又は心エコー検査
心臓に超音波を当てて、その反射像を画面に写し出して心臓の動きをみる検査です。この検査で心臓の大きさ、心臓壁の厚さ、弁の動きの状態などを知ることができます。
心電図(しんでんず)
心臓が脈を打っている電気信号を記録するものです。
心不全(しんふぜん)
心臓の機能が低下して、身体の隅々に十分な血液を送り出せなくなった状態を指します。症状としては、動悸、息切れ、下肢のむくみなどが現れます。
心房細動(しんぼうさいどう)
不整脈の一つで、心房が規則正しく収縮せず、心房筋が痙攣を起こしている状態です。このような状態になると、心房は血液を効率的に押し出せないため、血液の一部が心臓内に滞留して凝固を起こす可能性もあり、脳梗塞のリスクを高めます。
人工心肺装置(じんこうしんぱいそうち)
開心手術中、人工的に心臓と肺の機能を代行する装置のことです。
僧帽弁(そうぼうべん)
左心房と左心室の間にある弁で、左心房から左心室への血液の流れを制御しています。

▼た行

大動脈弁(だいどうみゃくべん)
左心室と大動脈弁の間にある弁で、左心室から大動脈への血液の流れを制御しています。
大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)
大動脈弁が開かなくてはならないときに完全には開かず、左心室から大動脈へと送られる血流がさまたげられるため左心室に負担がかかります。また、送り出される血液量も少なくなるので、心筋も酸素不足に陥ります。特徴的な症状は、胸痛、失神、呼吸困難です。
TAVI(たび)
Transcatheter Aortic Valve Implantationの略称。経カテーテル大動脈弁治療。
動脈硬化(どうみゃくこうか)
老化などによって、動脈の弾力性がなくなりもろくなったり、コレステロールなどによって血管が狭くなって血液が流れにくくなった状態のことを指します。

▼は行

肺動脈弁(はいどうみゃくべん)
右心室と肺動脈の間にある弁で、右心室から肺動脈への血液の流れを制御しています。
不整脈(ふせいみゃく)
規則正しい拍動を繰り返す心臓のリズムが崩れて、拍動が不規則になってしまう病気です。
閉鎖不全(へいさふぜん)
弁の閉じ方が不完全な状態で、逆流を生じます。
弁置換術(べんちかんじゅつ)
悪い自己弁を切除して、新たに人工弁と取り替える手術です。

▼ら行

リウマチ熱(ねつ)
溶連菌感染症の1つで、細菌アレルギーが原因といわれています。扁桃炎・咽頭炎などに罹患した2~3週間後に発症します。症状としては関節痛や心障害、動脈硬化が起きます。
関節リウマチとは全く異なる病気です。
利尿剤(りにょうざい)
身体に蓄えられてしまった余分な水分を尿として体外に排出させる薬です。

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